ランニングシューズはランナーの足を守るため、高いクッション性があります。
使用しているうちにソールがすり減ってきて、クッション性能が落ちてくるので、そうなると買い替えた方がいい、というのが一般的な認識です。
走行距離が600km~1000kmが買い替え時と言う説が一般的です。
故障せず、安全に走るためには、それくらいで買い替えるのがいいかもしれません。
しかし、月に300km走るランナーの場合だと、600kmで買い替えていたら、2か月に1回シューズを買うことになります。
そんなに頻繁に買い替えるのはもったいないな、という気がします。
毎日同じ靴を履くか、2足用意して一日おきに履くのかによっても、摩耗度は変わります。
2足を交互に履いた方が長持ちするので、寿命を延ばすことができます。
それでも、走行距離の多いランナーはソールが減るスピードが速いです。
実は、私は月間走行距離が300kmくらいですが、3年近く前に購入したシューズをまだ履いています。
毎日同じシューズを履いているので、一つのシューズで数千キロ走っていることになります。
当然クッション性能はなくなっていて、それで足を痛めないのかと聞かれることはありますが、そういうことはありません。
ランナーの中にはサンダルで走っていたり、はだしで走る人もいるくらいで、しっかり走れる足ができていれば、靴にクッション性能がなくても問題ないものと思われます。
ただし、私の場合は走るスピードがゆっくりですし、30年近くランニングをしていてそのスタイルで走れる足ができているものと思われますが、ランニング経験が浅い場合には、ある程度の距離で買い替えた方が安全かもしれません。
レースで記録を狙うときには、新しいクッション性能があるシューズの方が速く走れるということは感じていて、次に大会に参加する時には新しいシューズを買うかもしれません。
ランナー仲間に聞いてみると、1000km以下で買い替えるという人もいれば10000km以上同じシューズで走るという人もいて、人によっていろんなスタイルがあるんだなと思います。
穴があいて形が崩れてきたら靴として成り立たなくなるので、そうなるとさすがに買い替えます。
厚底シューズだと何万キロも走っても底に穴は開かないかもしれませんが、その前にどこかが崩壊するような気がします。