走って歩いて一歩ずつ

人生を楽しむ健康法

給水所のボトルなぎ倒し

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 マラソンは給水が勝負を左右します。

 

 42.195kmを走るには、必ず途中で給水が必要になります。

 

 終盤の給水ポイントでスパートして逃げ切るレースを見ることがありますが、余力のある選手にとっては、絶好のしかけどころです。

 

 私が初めて大きなマラソンのレースに出場したのは20ほど前の北海道マラソンでした。

 速いランナーが大勢走るレースは初めてで、最初の給水ポイントでは、コップの並んでいるテーブルにランナーが押しかけ、怖かった記憶があります。

 

 最初の給水所でコップを取ろうとすると、うまく取れなくてスピードを落とすと、何人ものランナーがぶつかってきて、コップをつまみ上げることができませんでした。

 それでも、真夏のレースで、しっかり給水しなきゃいけないと思い、ランナーの流れに抵抗しながら必死でコップをとり、なんとか給水できました。

 一安心して走り出すと、10メートルくらい先にも給水テーブルがあり、そのまた10メートルくらい先にも、と、一か所の給水所に間隔をあけていくつもテーブルがありました。

 つまり、最初のテーブルで水を取れなくても、パスして次のテーブルに向かえば問題なく給水できたわけなのですが、そのことを知らなかった私は、一つ目のテーブルで必死でコップを取ろうとしたのです。

 

 他のランナーたちも、最初の給水所では一つ目のテーブルに殺到していて、混乱した状態でした。

 

 そのことがわかったので、次の給水所からは落ち着いて給水をとることができました。

 

 初めての北海道マラソンは、最初の給水所で激しくぶつかられたダメージと、その時に時計が壊れてタイムが確認できなかったこと、北海道の夏に体がついていかなかったことなどが合わさって途中の関門で制限時間オーバーとなりました。

 

 

 

 先日、東京オリンピックのマラソンで給水所のボトルを全部なぎ倒した選手が非難されていました。

 

 実際の状況はわかりませんが、あのスピードで濡れたペットボトルを取るのは簡単ではありません。

 

 背の高いペットボトルをもっと間隔をあけて並べていれば取りやすいのですが、低めのボトルで間隔がそれほど広くなく、30km手前の疲労がたまってきている状態ではうまくつかめないのは無理もないと思います。

 もう少し、選手がとりやすいように本数を減らして背の高いボトルにすればよかったんじゃないかと思います。 

 

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 斜め後ろに選手がいて下手すると接触しそうな状態なので、余計にうまくつかめなかったと思います。

 

 給水所ポイントではいろんなことが起こりますね。