走って歩いて一歩ずつ

人生を楽しむ健康法

初めてのレースで故障

 

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 私が初めてマラソン大会に出場したのは1991年の12月でした。

 出場したのは兵庫県で行われた西脇子午線マラソンハーフマラソン

 翌年2月に初フルマラソンを走る予定で、その練習として出場しました。

 

 それまでマラソンの経験はなくて、大会の2週間くらい前から練習を始めました。

 2週間ほど毎日10キロくらいの距離を全力で走りました。

 

 レース当日はキロ4分で走る先輩の後ろを必死でついていこうとしました。

 2、3キロはついて行けたと思いますが、どんどん離されていきました。

 それでもキロ5分くらいのペースで走りました。

 アップダウンの激しいコースで、終盤の急な下りを全力で駆け下りたところで激しく足を痛め、最後は足を引きずるようにしてなんとかゴールした記憶があります。

 

 ゴールタイムは1時間50分でした。

 初めてのハーフマラソンにしては悪くないタイムだと思います。

 

 しかし、足のダメージは激しいものがありました。

 走り方は自己流で勢いだけで走っていた上に、靴はスーパーで買った安い運動靴でした。

 当時の私はランニングシューズが売られていることも知らなかったと思います。

 そして、下り坂をブレーキをかけずに飛ばしたことで、膝に大きなダメージが残りました。

 

 その翌月に10キロのレースにエントリーしていましたが、出場見送り。

 ハーフマラソンから2ヵ月後にエントリーしていたフルマラソンも出場見送り。

 その翌月には篠山ABCマラソンに出場予定で、目標としていたのはこのレースで、職場の同僚と一緒に出場予定でしたが、これも出場を見送りました。

 

 膝を痛めてから3ヶ月たっても、まったく走ることができない状態でした。

 

 何軒かの整形外科に行きましたが、原因はわからず、安静にしましょうと言われるだけでした。

 

 初ハーフマラソンから半年後の5月には小豆島オリーブマラソンハーフマラソンに出場しました。

 まだほとんど走れる状態ではなかったのですが、歩いたり走ったりしながら2時間41分でゴールしました。

 最初のレースよりもずっと遅いタイムでしたが、再び完走できた喜びは大きかったです。

 

 膝は痛いながらもだましだまし走ることができるようになったので、再びフルマラソンを走ろうと、次にエントリーする大会を探し始めました。

 

 

 私は子供のころから運動が苦手で、中学校のマラソン大会ではいつも後ろから2番目でした。

 でも、マラソンランナーにあこがれていて、自分もマラソンに挑戦したいと思っていたのですが、なかなか大会に出る勇気はありませんでした。

 そんな中、職場の同僚に熱心に走っている人がいたことに刺激を受け、一緒にフルマラソンに出てみないかと誘われたために、喜んで初めてのフルマラソンを目指すことにしたのです。

 ところが、その前に膝を壊してはしれないというまさかの事態に陥ってしまったわけです。

 

 

 故障後初めてのハーフマラソンを完走した後、もう一度フルマラソンにチャレンジしようと思い始めたころ、今度は病気で2ヶ月入院することになり、しばらくランニングはお預けとなりました。

 

 今はマラソンを走ることが多く、初心者に走り方を教えてくれる人がいるし、走り方やシューズについての知識もネットで検索すれば簡単に見つかりますが、当時はそういったものがなく、ランニングについての知識が何もないままにいきなり走り始めました。

 マラソン経験者に聞けば知っていることは教えてもらえたでしょうが、ただ走るだけのことにフォームがどうとかシューズがどうとかいう知識があった方がいいということすら知らなかったので、ただやみくもに走るだけでした。

 

 それでも、最初のレースで大きな故障をしたことが、その後のランニング人生を楽しいものにしたことは確かです。

 

 最初から順調にいくのもいいですが、うまくいかなかった経験というのは大きな価値があります。

 うまくいかなかったことから学べることがたくさんあります。

 

 こうやって、私のマラソン人生がスタートしました。